最近の学校では…
令和2年9月18日(金)
最近のあいの里は、朝晩の空気が冷たく感じるようになりました。秋の足音が聞こえてくるような気がします。
先日、金管バンドの演奏が、久しぶりに1階ホールで行われました。
新型コロナウイルス感染防止のため、今までのような練習がなかなかできない中、オンラインを用いて自宅練習をしたり、広い場所を確保して換気をしっかり行ったりして、努力を積み重ねてきたバンドのメンバーたち。
奏でる音に今までの努力が表れていて、聴いていた教職員や子どもたちの胸を打つ演奏でした。
さて、3週間の教育実習が今週で終了となります。
担当教諭の指導の下、子どもたちの接し方や授業の作り方など、様々なことを学びながら過ごしてきた実習生。実習当初は、子どもとの関わりや授業でのやり取りもぎこちない感じがしましたが、今週には、いきいきと子どもたちと遊ぶ姿、自信をもって授業を進める姿をたくさん見かけました。この3週間の大きな成長を感じました。
今週の木曜日には、児童委員会がありました。
放送委員会では、Zoomを用いたオンラインの放送ができないか、工夫を考える様子が見られました。このようなアイディアも、本校で取り組んできた、オンラインを用いた学習の経験が生きているように思います。
体力アップ委員会では、全校みんなの体力向上として「竹馬」を活動に取り入れようと、実際に用具を準備して練習に励む様子が見られました。
これから寒くなり、外で遊ぶ子が少なくなる時期となります。グラウンドで、「竹馬」を使って元気に遊ぶ子たちが増えるといいですね。
保健委員会では、手洗いの励行を全校に呼びかけるため、ある実験に取り組んでいました。
折田先生の用意した専用のローション(人体に悪影響はないそうです)を手に塗り、ブラックライトを当ててみると、塗ったものが浮き上がります。
その後、「水だけで手洗い」「石鹸を付けて手洗い」などを行い、どのくらい落ちるのかを試してみるのです。
「しっかり水で洗ったのに、全然落ちていなくて、びっくり!」
「石鹸を付けて洗っても、手の甲や爪の周りがなかなか落ちないよ。」
「各階の手洗い場に掲示してある『手洗いの方法』って、やっぱり大事だな。」
石鹸を付け、時間をかけて、手の隅々まで洗うことの大切さを実感していた委員会の子たち。この後、全校に手洗いの大切さをしっかり伝えていこうという意欲を高めていました。
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運動会後の学校の様子
令和2年9月3日(金)
運動会が終わって、各学年では様々な活動にじっくり取り組む時期を迎えています。
1年生の図工では、身の回りの材料を用いて、ころがるおもちゃをつくる活動を行っていました。転がり方が面白くなるようにしたり、音が出るようにしたり、イメージを膨らませて飾り付けをしたり、大人では考えもつかないような楽しい工夫がたくさん見られます。
つくってみて、転がり方を試してみて、またつくり直して…、というように、試行錯誤しながら活動を楽しむ姿が見られました。
2年生には、生活科で「ばらたん(茨戸川探検)」という活動が位置付いています。今週、茨戸川で小魚や小エビを捕りにいきました。前の日から仕掛けを用意しておいたり、川に入っていって網ですくったりしていきます。
「網で、大きな魚を捕まられたよ。」
「仕掛けを用意したら、たくさんエビが入っていたよ。」
嬉しそうな表情で教えてくれる子どもたち。
普段はなかなか経験することのない川の中の活動を心から楽しんでいることが、たくさんの笑顔から伝わってきました。
茨戸川で捕まえた生き物は、現在ワークスペースで飼育中です。
3年生では、総合的な学習であいの里を探検する学習が位置付けられ、1学期から、学校周辺の豊かな自然環境や町の様子について、実際に歩いて調べる活動を展開してきました。
その取組の一環として、Zoom?を用いてオンラインで保護者へ発表する活動を行いました。
発表物を画面上に示し、緊張しながらも、調べてまとめた内容を自分の言葉で伝えていきます。自分の力で進めてきた活動なので、発表内容に説得力があります。
この活動は、9月7日に2回目を行う予定となっています。
今週は、クラブ活動もありました。各クラブの部長が中心となって、参加者全員が楽しめるような方法を考えたり、自分たちで活動を進めたりしている姿が見られました。
教育実習も始まっています。
本校は、北海道教育大学の附属学校として、多くの学生が教育実習を行う場としての役割を担っています。教育実習生は、各教科の授業をはじめ、子どもとの関わりや事務作業など、教員の仕事の様々なことについて学んでいます。
今年度は、新型コロナウイルス感染予防の観点から、実習期間の短縮、マスク着用やこまめな手洗いの徹底を指導し、実施しています。
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