NEWS(学生の活躍)旭川校の学生が「北海道体育学会第63回大会」で若手研究者賞を受賞しました
2024年12月3日
令和6年11月30日(土)及び12月1日(日)に苫小牧工業高等専門学校で開催された「令和6年度北海道体育学会第63回大会」において、本校の土橋康平講師が指導する運動生理学研究室所属の池田奨さん(4年)の発表が、若手研究者賞を受賞しました。池田さんは、同研究室所属の木津健斗さん(4年)、七宮陸斗さん(4年)、平井尊さん(4年)との共同研究で、「冷房設備のない暑熱環境下での簡便な冷却法が温熱感覚に及ぼす影響」を題して学会発表を行いました。
本研究において、公立小学校の普通教室の温度を測定し、暑熱対策として水分補給と併用して手掌?首冷却を行い、熱的快適性と温度感覚に及ぼす影響を検討した結果、飲水だけを行う場合と比べ、飲水に計2分間の手掌冷却及び首冷却を行うことで、温熱感覚が改善されることが明らかとなりました。この結果は、公立学校にて暑熱環境下でも学習効率を向上させる手法として応用できる可能性があります。
池田さんからは、「この度は若手研究者賞を受賞することができ、大変嬉しく思っております。土橋先生をはじめ、共に研究を行ったゼミの同期や被験者の方々に感謝の気持ちでいっぱいです。本学会で多くの先生方からご指摘いただいたことを踏まえて、より教育現場で実用的な熱中症対策にしていきたいと考えています。」とのコメントがありました。
この度は、受賞おめでとうございました。
?
受賞式の様子
受賞者挨拶
発表会場にて
【池田さん(右)と土橋講師(左)】