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教職大学院の概要

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目的

「教育理論と実践力の往還」を目指して

 現代社会の変化は速く、教育に求められる内容も常に変化します。昨年からのコロナ禍という予測困難な局面に学校現場は混乱に陥りましたが、「学校に行きたい」「学校で学びたい」という子どもたちの強い思いは、改めて教育の真価を問い直すきっかけにもなりました。様々な制限のある中で、教育効果をあげることのできるカリキュラムをどう組むのか。子どもたち一人ひとりの背景を踏まえたメンタルケアをどう推進するのか。次々と現れる課題に向き合う毎日が、続いています。学校現場における様々な課題に対処するために、これからますます高度な理論と実践力が必要とされるでしょう。
 教職大学院では、学校現場あるいは地域が、現在の教員に求める実践的能力、問題解決能力を身に付けさせ、学校現場に生起する諸課題を解決へと導く力を養成することを目標としています。具体的には、大学院生同士が様々な経験や事例を持ち寄り、理論的な検討を加え、理論と実践を往還しながら、学校全体で、さらには学校と地域で力を結集し、解決への道を探るという、より高度な研究を目指しています。こうした研究実践活動を通して、院生は授業実践力、学級?学校経営力、生徒指導力、教育相談力、協働遂行力、地域教育連携力を身に付け、学校現場に生起する問題を解決する資質?能力を培うことができます。すなわち、実践的な指導力を備え、新しい学校づくりの有力な一員となる新人教員の養成と、確かな指導理論と優れた実践力?応用力を備えた中核的中堅教員の養成という二つの使命を担っています。
 本学では、令和3年4月1日から、高度な専門職業人としての教師を養成する機能を強化するとともに、教員養成大学に対する新たな期待に応えるべく、大学院レベルの教員養成機能を教職大学院に移行し、新たな教職大学院として再スタートします。「教育理論と実践力の往還」を目指して、教育の現場に立ちながら理論を深く学べるカリキュラムを用意しています。学校現場で実践を積みながら、自己の研究課題を深めることができるのです。生き生きとした子どもたちとの触れ合いを通して、教師としての充実感をダイレクトに感じながら研究を深めることは、何にもかえがたい経験となるでしょう。
 さて、今後学校のICT環境整備のために取り組まれる『初等中等教育においてSociety5.0という新たな時代を担う人材の教育や、特別な支援を必要とするなどの多様な子供たちを誰一人取り残すことのない一人一人に応じた個別最適化学習にふさわしい教育環境を速やかに整備する』というGIGAスクール構想は、コロナ禍によってハイスピードで実現化されるでしょう。一方で、100年の歴史を持つシュタイナー教育の魅力も改めて注目されています。どちらにも共通する理念は子どもたち一人ひとりが自分に合った学習方法を自ら選び、主体的に学び、自己実現を目指すことではないかと考えます。学校という場が教員同士のチーム力を発揮し、子どもたちのわくわくした学びを創出する場になればと願っています。そのためには、教師自身が学び続ける存在であることが大切です。
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