NEWS(お知らせ)命の糧「食」の大切さを感じ?考え?伝えるために~酪農家民泊体験in根室2016~
2016年5月27日
命の糧「食」とこれを産み出す第一次産業?農山漁村の価値?重要性を子どもたちに伝えていくことは、教員の大きな役割です。このようなことを身をもって実感し、理解を深めてもらおうと、釧路校教育実習委員会では、根室地区農協青年部連絡協議会(久保拡伸会長)?株式会社ノースプロダクション(近江正隆代表取締役)の多大なご支援?ご協力を得て、「酪農家民泊体験実習」を行っています(教育フィールド研究Ⅷ)。取り組み4年目を迎えた今年度(平成28年度)は5月27日(金)~5月29日(日)の2泊3日にわたって実施され、大学院生を含む学生24名が参加しました(男子8名、女子16名)。
1日目には、JA道東あさひで根室地区農協青年部のみなさんから牛の生態や酪農の仕事について講義を受けた後、12軒の酪農家さんのお宅に分宿し、給餌?牛舎清掃や搾乳といった1泊2日の酪農生活体験をさせていただきました。
2日目の昼には中標津町総合文化会館「しるべっと」に集まり、女性部のみなさんのご指導のもと、デザート調理実習(ミルクもち?チーズ煎餅)をさせていただきました。その後は、川北ふれあいセンターに移動、合宿形式での振り返りを行って、酪農家さんのお宅での体験や、うかがったお話しを共有しながら、今後、体験を自らの生き方としてどのように引き受け活かしていくか、話し合いました。
3日目には、受け入れていただいた酪農家のみなさんと一緒にバーベキューを楽しんだ後、学びの成果を発表しました。参加した学生からは、「作業体験したり、酪農家さんや第一次産業に携わる人々の思いも知ることで、牛や酪農、第一次産業に対する見方や意識が変わった」「命のつながり、家族のつながり、地域のつながりを知り、つながりの中で生かされている自分に気付いた」「体験してみなければ分からないことがあることが分かった」「体験した私たちだからこそできる、体験をつなぎ、伝え、広げていくことができる食育の取り組みを考えていきたい」といった感想が寄せられました。?
青年部による酪農に関する講義 | 入村式の様子 |
作業体験① | 作業体験② |
作業体験③ | 調理実習の様子 |
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発表会の様子 | 受入酪農家さんとバーベキュー |