12月5日（金）に、第２回「４月から『先生』になるための教員採用前プレセミナー」を実施しました。

　第２回のテーマは、「学級の掲示物をヒントに、学級開きで準備することを考えよう」というテーマで行いました。ゲストスピーカーとして釧路町立別保小学校教諭の濵野美香子先生にお越し頂き、実際に学校で使われている掲示物や学年通信?学級通信を見ながら、どのような準備が必要なのか、大切にすべきポイントは何かを学びました。
　演習では、10種類以上の掲示物の中から、作成の優先順位を考え、参加者で話し合いました。新学期に準備するべきことはたくさんありますが、その中でも学級担任は「優先順位」を見極めて仕事を進めていく必要があります。参加した学生の振り返りのコメントには「漠然とした不安が少し減った気がした」というコメントがありました。本セミナーに参加することで、事前情報に少しでも触れ、心構えができるということは、４月からの教職生活にもきっと役立つことと思います。
　ゲストスピーカーの濵野先生からは、これまでの学校現場での若手教員のアドバイス経験をもとに、相談できる人を見つけることの大切さや、自分なりの気分転換をすることの大切さも教えて頂くことができました。

　第3回（12月12日（金）14:40～）は、「いじめ?不登校」をテーマに、中学校教員や教育委員会での勤務経験がある柴田題寛先生をゲストスピーカーとして、事例対応を考えたり、教師としての心構えを学んだりすることができます。ゲストスピーカーの先生も直接質問できるチャンスがある学びの場として、希望する学生には積極的に活用してほしいと思います。