地域協働推進の取り組み地域協働ラウンドテーブル「HAKODATEコンシェルジュ養成プログラム意見交換会」を開催しました
2017年10月13日
平成29年10月6日(金)、函館校アクティブラーニング室において、北海道教育大学函館校 地域協働推進センター主催 地域協働ラウンドテーブル「HAKODATEコンシェルジュ養成プログラム意見交換会」が開催され、関係自治体や団体、教員?学生、合計20名が参加しました。本意見交換会は、函館校において平成30年度から開設予定の本学学生を対象とした観光人材養成プログラム「HAKODATEコンシェルジュ養成プログラム」について、関係する自治体や団体等の方々から率直な意見?要望をいただき、本養成プログラムの内容の充実を図ることを目的として開催したものです。
当日は、始めに本校小林真二教授より養成プログラム案に関する説明が行われました。続いて、北陸先端科学技術大学院大学教授の敷田麻美(しきだ あさみ)先生より、先行事例としてご自身が創設?運営された北海道の「北の観光リーダー養成事業」についてご紹介いただいた後、本校のプログラムとの比較をおりまぜながら、「成果を生むプログラムを作るためには目的や養成する人材像をシンプルかつ明確に、そして参加者の意欲を持続させるための受入側のケアが重要である」とお話しいただきました。
△ 北陸先端科学技術大学院大学教授 敷田 先生 △
講話後には、引き続き敷田先生のご主導により、4グループに分かれてのワークショップが実施されました。本養成プログラムにどのような内容の授業を盛り込めばよいか、どのような仕組みがあればよいか等について、関連する自治体や団体、本校の卒業生や関連企業内定学生といった、それぞれ異なった立場から活発に議論を交わし、最後はその成果について発表を行いました。
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発表では、①地域の社会課題発見のための旅をする科目、②多様な文化?宗教をもった観光客が楽しめる町になっているかを確認し、コンサルティングの可能な人材を養成するための異文化受入実践科目、③最新のプロモーション手法の獲得を目指す、デジタルマーケティングを学ぶ科目、④クルーズ船客のニーズを調査し商品開発に繋げる科目、⑤観光を入口として社会人としての総合力の必要性を学ぶ科目、などといった様々な提案がなされました。
函館校では、今回いただいた貴重なご意見を参考に、本養成プログラムをよりよいものとするべく引き続き検討を進めて参ります。
△ 意見交換会の様子 △
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