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地域協働推進の取り組み寄附特別講座(第11?12回)を開講しました

2018年7月17日

 平成30年7月13日(金)に本学第1講義室にて、「新日本スーパーマーケット協会?北洋銀行 寄附特別講座(第11?12回)」を開講しました。本講座は、「地方創生」の取組が求められるなか、各界で活躍されているトップクラスの方々を講師として迎えた講座を行うことにより、地域産業を担う高度な地域人材の育成と受講者のキャリアアップを目指すもので、学生、企業、一般市民の方、約270名が受講しました。なお、本講座は今年度より「国際地域リーダー論」として授業科目となりました。
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 第11回講座は、講釈師 の 荒到夢形 氏が「落語と講談」と題し、実演を交えながら落語と講談の類似点?相違点や教員を経て講釈師になった自身の経験についてご講演いただきました。
 日本の伝統芸能である「落語」と「講談(講釈)」の違いや歴史について紹介。「会話と所作を中心に笑いを生む落語に比べ、講談は会話形式ではなく地の文で話を進め、調子と筋立てで感動を与える」と話し、会場を回り聴講者と握手をしながら「三方ヶ原軍記」を実演し、大きな拍手が湧きおこりました。
 最後に、「社会に出ると座学より現場で学ぶことが多いが、今学んでいるからこそ理解することも多い。学生である今は勉強に励み、社会に出てからも勉強と大変だが頑張ってほしい」と学生へメッセージが送られました。

     ▲  講釈師 荒到夢形 氏  ▲          ▲  授業風景  ▲

 第12回講座は、函館蔦屋書店株式会社 取締役 山本 大輔 氏が「時代の変化に負けないリアル店舗の戦略」と題し、少子高齢化などの時代の変化に合わせたリアル店舗ならではの魅力?戦略についてご講演いただきました。
 「少子高齢化やインターネット社会など、店舗を取り巻く環境は時代により変化している。物はインターネットで買える時代だからこそ、『“居心地”という上質な空間を提案する』をコンセプトに、若者だけでなく、プレミアエイジ(50~60代の中高年)に向けた新たな顧客価値を提案している」と、お話しされました。
 また、インターネットには代替できないリアル店舗の戦略について紹介し、「好きなことを通じて繋がる人の輪=コミュニティを築き、イベントや活動を通して様々な“体験”ができることによって、集客?ブランディングに繋がる。さらに定期的にマルシェを開催し、お客様に驚きや発見を提供することで新たな生活提案の場としている。」と、人と人が同じ時間や空間を共有する重要性についてお話しされました。

   ▲ 函館蔦屋書店株式会社                ▲  授業風景  ▲
       取締役 山本 大輔  氏 ▲

 講話後の質疑応答では、学生や市民から多くの質問があり、講話内容について更に理解を深めていました。

 次回の講座は平成30年7月27日(金)に行います。是非ご参加ください。
詳しくは以下の特設ページをご覧願います。

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