北海道教育大学附属函館小学校は、大正３年（1914 ）年、北海道庁立函館師範学校の竣工に端を発し、大正６年（1917 ）年、函館区亀田尋常高等小学校を代用附属校とするところまで遡る、長い歴史と伝統を誇る学校です。その間、幾多の変遷を経て、昭和41年に、北海道教育大学の改称により附属函館小学校となりました。
本校では、校訓「強く 明るく 正しく」のもと、人間尊重の精神を養い、情操豊かで実践力のある児童を育成する教育を目指しております。そのため、学びの主体者である児童が、自ら考え判断し、行動したり表現したりするとともに、他者と協働しながら学びに向かうよう教育実践を重ねております。
皆様には、教育活動の一端をホームページでも紹介しておりますので、本校の子供たちの生き生きとした笑顔、真剣に学ぶ姿をご覧いただきたいと思います。
さて、附属学校には、
?教育機関としての質の高い教育
?学生の教育実習の実施
?先導的な研究
?大学教員への研究協力、学生への研究支援
?地域の教育センター的機能
?教員の個人の問題意識に基づく研究
?学校運営や研修を推進するリーダーの養成
?令和の学校教育の在り方の追求
などの役割があります。こうした役割を担うことが、学生や教員等の期待に応えることにとどまらず、子供たちの成長につなげることを大切にし、日々取組を進めています。
また、北海道教育大学函館校?教職大学院函館校?附属学校園及び地域の教育機関と協働し、「教育実践研修センター」として地域の教育に貢献できる取組を展開しております。例えば、指導力向上のための授業の提供（授業公開や出前授業）、教育実習に関する指導方法等の提供、効果的な校内研修や校務推進の情報提供など各学校のニーズに応じた支援等を行います。ぜひ、ご活用いただきますようお願いいたします。
附属函館小学校が、子供たちにとって、よき学びの場であり成長の場であるよう願い、職員一同、愛情をもって子供たちの教育に力を注いでいきたいと考えております。
皆様のご理解とご支援をよろしくお願い申し上げます。
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校長 永澤 篤
