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研究活動 研究活動

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平成26年度

小学校との繋がりを意識した幼児教育を目指して
~滑らかな接続を目指したカリキュラムの作成~

  1. 主題設定の理由
    本園は昨年度まで3年間「幼児の育ちとことば~表現力の豊かな子どもを育てる教師の援助」をテーマに研究を行ってきた。その結果、教師が意識的に距離を置いて様子を見守ることで、子ども達は自分の思いや考えを伝え合うことや、話し合いの中で友達の良さを見出すことができ、成長できるようになることが明らかになった。課題としては、今後は学びの連続性についての共通理解を図り、保育実践を展開していく必要があるということが明確になった。そこで今年度は昨年度までの研究で得た成果や課題をいかし、小学校との接続ということを意識しながら幼児教育を進めていくことを研究テーマとした。 教育基本法の改正により、学校教育の始まりとして幼児教育の位置づけが明確になり、幼稚園教育要領には「幼稚園においては、幼稚園教育が、小学校以降の生活や学習の基盤の育成につながることに配慮し、幼児期にふさわしい生活を通して、創造的な思考や主体的な生活態度などの基礎を培うようにすること」と明記されている。つまり幼稚園教育要領に示される教育内容の一つ一つには、小学校以降の生活や学習における基盤の要素が含まれているのである。今までも幼稚園で展開する保育の場面でそのような基盤を意識する保育がされてきてはいるが断片的でありがちであった。そこを、関連をもたせて意識的につないでいくことでしっかりとした土台に育っていくであろうと考える。小学校以降の生活や学習をつなぎ関連をもたせていくことが、大切であると考える。
    また、協同的な学びを意図的に位置づけていくことが小学校教育への滑らかな接続につながると考える。時間割に基づき各教科などの内容を年間や単元の指導計画に基づき、一定の教材?教具を用いて適切に指導していく小学校に対し、幼稚園では環境にあらかじめ多様なものを置いておき、そこへ幼児の自発的な動きを待ち、幼児自身が力を発揮して、協同的な関係をつくっていくことで成立している。こうした違いの中、共に協力して目標を目指していく協同的な学びが、小学校の学級を中心とする授業の活動へとつながっていき教育の連続性を形成することができると考える。
    十数年前から、小学校入学間もない子どもたちに落ち着きがないなどの問題「小一プロブレム」が問題視されている。つまり幼稚園と小学校の教育の滑らかな接続を図り、幼児期から児童期への発達や学びの連続性を踏まえた教育の重要性を重視し、幼児期の発達の特性を理解し児童期への発達を促していき、小学校との教育の連続性を図ることが大切となる。
  2. 本年度の研究  本研究は、子どもたちの幼児期から児童期への発達の流れを理解し、小学校の教師と連携して連続性を保ったカリキュラムの作成をしていくことをめざしている。各学校段階の特質を踏まえて、子どもたちがその段差を乗り越えて成長していくことができるよう円滑に接続ができるカリキュラムの作成が必要と考える。 ? そのカリキュラムは,本園が今まで行ってきた小学校との連携をより具体的にし、系統的に日常の保育の中に位置づけたものとする。従来の生活科のつながりを(ちびっこまつりや交流会)を主軸としながら、小学生の運動会の練習や体育を行っている場面、中休みなど日常的に出会わせることにより、自然と小学生を意識する場面を増やし、小学校生活に対する親しみや憧れをもつことができるようにする。その際も、活動ひとつひとつのねらいを明確に意識するとともに、交流先の子どもたちや教師もお互いが「やってよかった」と思える『互恵性』がある交流を計画していく。そのためには,研究ベースの連携をとった年間の見通しをもった計画が必要であり,そのために今までのカリキュラムをふり返りより小学校との接続を意識したカリキュラムを本年度は作成していく。また、そのカリキュラムを意識した保育を展開していく。
  3. 研究方法 「幼児期から児童期への発達の流れを理解した連続性をもったカリキュラムを作成し実施することで子ども達の多様な学びが続くであろう」という仮説のもと、以下の方法で研究を進めていく。
    1. 研究協議会では随時、幼児期から児童期への発達段階を留意しながら目指す子どもの姿を確認し共通理解を図る
    2. 本園の目指す子どもの姿にむけて、発達段階に応じた保育の方法やカリキュラムの在り方を検討し,具現化していく
    3. 研究会にむけてのプレ授業や事前?事後検討会の段階から共同研究者の先生方や他幼稚園や附属四校園の先生との研究協議を推進していく
    4. 小学校のスタートカリキュラムを咀嚼しながら、円滑な幼小接続となる幼稚園のカリキュラムを形成していく。
  4. 研究計画(3年間)
    • 1年次 小学校との滑らかな接続を目指したカリキュラムの作成
    • 2年次 形成したカリキュラムの試行?実施
    • 3年次 カリキュラムの検証?修正(小学1年生の実態、別クラスでの実施)

5. 研究日程

4月23日 研究協議会理論研究(幼稚園教育要領から幼小連携を考える)
5月~6月 本園の年間指導計画や附属小のスタートカリキュラムを基に幼小の接続を目指した子どもの姿を考え、カリキュラムを検討していく。
6月11日 研究協議会指導案の形式提示
6月18日 研究協議会理論研究(川邉貴子氏の講演会報告)
(大阪教育大学附属幼稚園研究会報告)
7月17日 プレ研①はな組「じゅうすやさんになろう」
7月22日 プレ研①つき組「これなあに?」
7月23日 プレ研①ゆき組「まねっこあそびをしよう」
1?2学期の幼小の接続を目指した子どもたちの目指す姿と活動内容の検討しカリキュラム作成
8月22日 プレ研②はな組「じゅうすやさんになろう2」
つき組「これなあに?」
ゆき組「おとまりほいくをしよう」
~おとまりほいくでなにをする?~
9月19日 研究同人研究協議
9月24日 プレ研③はな組「あいすくりいむやさんになろう」
つき組「これなあに?」
ゆき組「おとまりほいくをしよう」
~みんなでまちをつくろう~
10月1日 研究同人研究協議
10月9日 プレ研④はな組「パーティーごっこをしよう」
つき組「これなあに」
ゆき組「おとまりほいくをしよう」
~みんなでまちをつくろう①~
10月14日 研究同人研究協議
10月19日 研究大会
11月5日 研究大会反省今年度の成果と課題
12月10日 研究紀要作成について
1月19日 研究紀要業者依頼
2月 研究紀要完成
3月 来年度の研究提案

*随時、幼児の実態、カリキュラムの修正を行う

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